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情報提供 NTT PARAVITA ねむりの応援団

column 3

『運動で快眠』は本当か?
注意点も解説

「運動したのに寝つきが悪い…」そんな経験はありませんか?この記事で運動と睡眠の正しい関係を知り、質の高い眠りを手に入れましょう。

本日は睡眠と運動についてのお話です。

「運動するとよく眠れる」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
実際、1回の運動でその日の睡眠が劇的に変わるわけではありませんが、研究では“運動を習慣にしている人は眠りが深まりやすい”ことが分かっています。つまり、即効性というよりも「継続」がポイントなのです。
実際に協会けんぽ奈良支部で行ったアンケートを見ても運動習慣が無い人は睡眠休養の不良率が高いという結果が出ています。

就寝前食事をする人は睡眠休養不良率が高い

※「奈良支部加入者へのアンケート」より

ただし、運動を行う時間帯や強度には注意が必要です。夕方以降に激しい運動をすると、体温や心拍数が上がって交感神経が刺激され、寝つきが悪くなることがあります。一方で、軽めのストレッチやヨガ、ゆったりとしたウォーキングなどはリラックス効果があり、眠りを助けてくれることもあります。

適度な運動は続けるほど睡眠に良い影響が出るとされています。日中に無理のない範囲で体を動かし、夜は激しい運動を避ける。この工夫だけで、眠りの質は少しずつ変わっていきます。一度生活を見直して、できる範囲から少しずつ運動を習慣化しましょう。

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NTT PARAVITA

2021年、NTT西日本とパラマウントベッドが設立。睡眠センサーによる「睡眠データ」を解析・活用し、未病の早期発見や健康促進を目的としたヘルスケア事業を展開。
行政や様々な業界に向けて睡眠改善・傾向増進サポートプログラムを提供し、従業員の健康維持と生産性向上に貢献している。

執筆メンバー

猪原 祥博

睡眠改善の専門家として、累計2,000日以上にわたり睡眠領域の事業推進に従事。これまで30本以上の睡眠セミナーを実施し、働く世代から高齢層まで幅広い層に向けて、睡眠習慣の改善や生活の質向上に貢献。

寺脇 沙緒里

管理栄養士として、病院や老人ホームなどで特定保健指導の経験を積み、NTT PARAVITA入社後はねむりのパーソナルトレーナーとして睡眠改善をサポート。複数企業の健康推進や健康経営に携わる傍ら、セミナー講師として睡眠に関する様々な講演を行う。

祝 絢美

管理栄養士の資格取得後、大学病院では年間600件以上の栄養指導にあたる。NTT PARAVITAに入社後は睡眠改善インストラクターを取得。病院、スポーツ、情報通信会社、電力会社、金融など幅広い業界を担当。夜勤者、スポーツ選手などの睡眠相談や、時には食生活のヒアリングを行いオーダーメイドの睡眠改善アドバイスを行っている。