『運動で快眠』は本当か?
注意点も解説
「運動したのに寝つきが悪い…」そんな経験はありませんか?この記事で運動と睡眠の正しい関係を知り、質の高い眠りを手に入れましょう。
本日は睡眠と運動についてのお話です。
「運動するとよく眠れる」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
実際、1回の運動でその日の睡眠が劇的に変わるわけではありませんが、研究では“運動を習慣にしている人は眠りが深まりやすい”ことが分かっています。つまり、即効性というよりも「継続」がポイントなのです。
実際に協会けんぽ奈良支部で行ったアンケートを見ても運動習慣が無い人は睡眠休養の不良率が高いという結果が出ています。
※「奈良支部加入者へのアンケート」より
ただし、運動を行う時間帯や強度には注意が必要です。夕方以降に激しい運動をすると、体温や心拍数が上がって交感神経が刺激され、寝つきが悪くなることがあります。一方で、軽めのストレッチやヨガ、ゆったりとしたウォーキングなどはリラックス効果があり、眠りを助けてくれることもあります。
適度な運動は続けるほど睡眠に良い影響が出るとされています。日中に無理のない範囲で体を動かし、夜は激しい運動を避ける。この工夫だけで、眠りの質は少しずつ変わっていきます。一度生活を見直して、できる範囲から少しずつ運動を習慣化しましょう。
