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情報提供 NTT PARAVITA ねむりの応援団

column 2

誰でも「ショートスリーパー」になれる?!
ショートスリーパーのウソとホント

「睡眠時間が短くても平気」そんな人をうらやましく思ったことはありませんか?
でも、ショートスリーパーはほんの一握り。無理をして睡眠を削ると、心も体もすぐに悲鳴を上げてしまいます。あなたに合った睡眠時間を見つけましょう。

今回は睡眠が短い「ショートスリーパー」についてのお話です。

「ショートスリーパー」とは、6時間未満の睡眠でも支障なく生活できる体質の人を指します。ただし、単に睡眠時間が短い人すべてが該当するわけではありません。真のショートスリーパーは、特定の遺伝子変異によって自然に短時間睡眠になることが報告されています。アラームなしで起きられ、日中に眠気や集中力の低下がないことが特徴です。

一方で、ほとんどの人は「睡眠時間を削っているだけ」なのです。短時間睡眠を続けると、注意力の低下や感情の不安定、肥満や生活習慣病リスクの上昇など、心身に悪影響が及びます。5時間未満の睡眠を1週間続けると、飲酒運転と同等の認知機能低下が起こるともいわれています。

自分に合った睡眠時間を見つけるには、毎日同じ時間に就寝・起床し、1週間ほど続けて日中に眠気がないかを確認しましょう。眠気がある場合は30分ずつ睡眠時間を延ばし、最も快適に過ごせる睡眠時間を探すことがポイントです。

訓練や努力でショートスリーパーにはなれません。無理に睡眠を削るのではなく、生活リズムを整え、自分にとって必要な睡眠時間を確保することが、心と体を守るいちばんの近道です。

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NTT PARAVITA

2021年、NTT西日本とパラマウントベッドが設立。睡眠センサーによる「睡眠データ」を解析・活用し、未病の早期発見や健康促進を目的としたヘルスケア事業を展開。
行政や様々な業界に向けて睡眠改善・傾向増進サポートプログラムを提供し、従業員の健康維持と生産性向上に貢献している。

執筆メンバー

猪原 祥博

睡眠改善の専門家として、累計2,000日以上にわたり睡眠領域の事業推進に従事。これまで30本以上の睡眠セミナーを実施し、働く世代から高齢層まで幅広い層に向けて、睡眠習慣の改善や生活の質向上に貢献。

寺脇 沙緒里

管理栄養士として、病院や老人ホームなどで特定保健指導の経験を積み、NTT PARAVITA入社後はねむりのパーソナルトレーナーとして睡眠改善をサポート。複数企業の健康推進や健康経営に携わる傍ら、セミナー講師として睡眠に関する様々な講演を行う。

祝 絢美

管理栄養士の資格取得後、大学病院では年間600件以上の栄養指導にあたる。NTT PARAVITAに入社後は睡眠改善インストラクターを取得。病院、スポーツ、情報通信会社、電力会社、金融など幅広い業界を担当。夜勤者、スポーツ選手などの睡眠相談や、時には食生活のヒアリングを行いオーダーメイドの睡眠改善アドバイスを行っている。