朝スッキリ起きられないのはなぜ?
睡眠リズムを整えるヒント
「朝がつらい」「起きてもボーっとして動けない」そんな悩みを抱えていませんか?
実は、目覚めの悪さは“睡眠不足”だけが原因ではありません。
今回は睡眠と体内リズムについてのお話です。
体内リズムを整え、スッキリ目覚めるためのシンプルな習慣を紹介します。
朝スッキリ起きられないと感じるのは、睡眠の「量」だけでなく「質」や「リズム」に原因があることが多いです。たとえば休日に遅く起きてしまうと、平日とのリズムのずれが時差ボケ状態を引き起こし、休み明けの朝にだるさを感じやすくなります。
まず意識したいのは「朝の光」。起きたらすぐカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。光を浴びることで体内時計がリセットされ、眠気を促すメラトニンの分泌が止まり、脳と体が目覚めやすくなります。
また、朝に軽くストレッチや散歩を取り入れるのもおすすめです。血流が促進されて体温が上がり、覚醒ホルモンのセロトニンが分泌されることで、自然と「動ける体」になります。
日中の過ごし方も大切です。長すぎる昼寝や夕方の仮眠は、夜の睡眠リズムを乱し、翌朝の目覚めを悪くします。どうしても眠いときは、15〜20分ほどの短い仮眠にとどめましょう。
夜はスマホやPC等のブルーライトを避け、就寝前の照明を少し暗めの暖色に切り替えるのが効果的です。寝る前の強い光は体に「まだ昼だ」と錯覚させ、メラトニンの分泌を妨げてしまうからです。
スッキリ起きられる朝は、気合いではなく習慣でつくるもの。
太陽の光・軽い運動・リズムある睡眠、この3つを意識することで、だるい朝が少しずつ変わっていきますよ。
